※2023年11月に更新しました。 また本ページにはプロモーションが含まれています
SONY α7Ⅲのようなレンズ交換式のカメラはレンズ交換できるのが最大のメリットと言えますが、1本のズームレンズで済ませたいと考える方もいるでしょう。
そんな人には広角から標準そして望遠までカバーしている、FE 24-105mmF4 G OSSがおすすめです。
このレンズはソニーα7Ⅲと同時期に発売開始し、α7Ⅲとセットで最も売れているEマウントレンズとなっています。
ここではズームレンズFE 24-105mmF4を買うべきかどうか作例を調べて検証してみることにしました。
この動画では12本の交換レンズを購入してきた私が、動画用レンズの選び方を解説してみた動画です。
合わせてご視聴ください。
FE 24-105mmF4 G OSSは開放絞りがF4と決して明るいレンズではありませんが、望遠端で美しいボケ表現を描写できるあたりが人気のあるポイントのようです。
絞り:F11 シャッター速度:1/250 ISO:125 焦点距離:35mm写真は flickr FE 24-105mmF4 G OSS 作品から引用しています
広角側の24mmは84度の画角で、広い範囲を1枚に収める性能を十分に持っています。
ネットのレビューではGマスターレンズと比べると逆光耐性が劣り、フレア・ゴーストの発生が見られるよう言われていますが、それほど大きな問題ではないように思えます。
参考:今人気ナンバーワンの標準ズームレンズ! ソニー「FE 24-105mm F4 G OSS」実写レビュー|価格.com マガジン
絞り:F5.6 シャッター速度:1/100 ISO:400 焦点距離:105mm
上の写真はCPプラスでデモ機による撮影です。焦点距離105mmの望遠端で撮影しました。
絞りはF5.6ですが、望遠端でもあるので背景は自然にボケています。
ズーム全域でF4の明るさを保ち、描画性能も安定しているので写真初心者の私でも安心して撮影することができましたよ。
ネットにある様々な作例を見ていると玉ボケが美しく表現された写真を多く見かけますので、ボケ味には十分満足できそうです。
参考:FE 24-105mm F4 G OSS|α Universe
オートフォーカスは高速で静音性があり、α7Ⅲの高速連写性能にも十分対応できるようになっています。
ダイレクトドライブSSMを採用していますので、ピント合わせのストレスはないでしょう。
駆動部にはパワーのあるダイレクトドライブSSM(DDSSM)を採用し、フォーカスレンズ群をスムーズに駆動。
高速、高精度かつ静音性に優れたAF駆動を実現します。
また、フォーカス機構にインナーフォーカス方式を採用しているため、フォーカシングによる全長変化もなく、迅速で快適なAFが可能です。
さらに、ズーム全域で開放F値4と絞り値が変動しないため、静止画だけでなく動画撮影にもおすすめです。
手振り補正もレンズ内に備えていますので、多少の悪条件でも手持ち撮影が難なくできます。
この動画はα7ⅢとFE 24-105mmF4 G OSSの高速連写性能をテストしています。
また連写撮影した写真を並べて動画にしていますのでぜひ視聴してみてください。
FE 24-105mmF4 G OSSはコンパクトなSONY α7Ⅲに装着しても機動性を損なわないズームレンズで重さ、大きさともにベストなバランスという評価を得ています。
参考:交換レンズレビュー SONY FE 24-105mm F4 G OSS|デジカメWatch
FE 24-105mmF4 G OSSの大きさは径が83.4mm、長さが113.3mm、重さが663グラムです。
ミラーレス一眼用レンズで考えると663gは決して軽いレンズではありませんが、フルサイズのズームレンズとして考えると軽量・コンパクトと言う意見が出るのも納得です。
また左手でレンズ操作ができる設計がされており、フォーカスホールドボタンやAF/MF切替スイッチ、レンズ内手振れ補正のON/OFF切替スイッチが用意されています。
付属品は花形バヨネット式のフードにソフトケース、後は前後のレンズキャップです。
そして屋外での厳しい撮影条件下でも余り気にせず撮影できるように、レンズ全体に防塵防滴処理もされています。
被写体によってレンズは選ぶものと考えられていますが、FE 24-105mmF4 G OSSのようなオールラウンドなズームレンズがあれば、レンズ交換に気を取られることなく撮影に集中することができます。
また、AF駆動音もほとんどないので機動力が求められるブライダルやドキュメンタリーの動画撮影にも活用されるでしょう。
α7Ⅲを買ったら、まず選びたいズームレンズです。