α9はα7SⅡ並みの高感度撮影ができるのか?調べてみた

SONY a9のISO設定

α9は高速連写と高速AFがウリのSONYミラーレス一眼フラッグシップ機です。

 

光を捉えるイメージセンサーにメモリーを搭載したことで、さりげなく感度耐性も高まっています。

 

感度耐性の強さにおいてはSONY α7SⅡがあまりにも有名ですが、α9とα7SⅡを比較するとどのぐらい違いがあるのでしょうか?

 

 

α9の感度耐性はα7Sに匹敵するのでしょうか?


 

ここでは感度についてこの二台のカメラを比較してみようと思います。

α9 VS α7SⅡISO感度のノイズ比較

SONY a9のISO設定

α9のISO感度は、メカシャッターを使う時には、ISO100から51200までで、拡張した場合には下が50、上が204800です。

 

電子シャッターでは、通常ISO100から25600まで、拡張で下のみ50にできます。

 

一方α7SⅡは、推奨ISO感度はα9より若干広くなります。

 

しかし、常用するISO感度で比べた場合には、両方共同じ高感度撮影ができると解釈して良いでしょう。

 

設定できるISO感度 α9とα7SⅡ比較
α9 α7SⅡ

ISO感度(推奨露光指数)
[静止画]
メカシャッター時: ISO100-51200
(拡張:下限ISO50、上限ISO204800)、
AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能)、

 

電子シャッター時: ISO100-25600
(拡張:下限ISO50)、
AUTO (ISO100-6400、上限/下限設定可能)、

 

[動画]
ISO100-51200相当
(拡張:上限ISO102400)、
AUTO (ISO100-6400相当、上限/下限設定可能)

ISO感度(推奨露光指数)
[静止画]
ISO100-102400
(拡張:下限ISO50、上限ISO409600)、
AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能)、

 

[動画]
SO100-102400相当(拡張:上限ISO409600)、
AUTO (ISO100-12800相当、上限/下限設定可能)

 

 

 

 

 

 

 

この動画はImpress Watchのα9 ISO感度サンプルです。
α9のISO感度を徐々に上げてテスト撮影してくれています。
α9で高感度撮影すると、どの程度まで上げるとノイズが発生するかよくわかります。
ぜひ視聴してみてください。

 

 

つぎにこの動画はα7Sとα7SⅡの高感度撮影テストです。
ISO25600あたりからα7Sにノイズがちらついているのが良く分かります。

 

α7SⅡはさすがに後継機だけあってさらに感度耐性が高まっていますが、ここで紹介した2つの動画を見ると、α9とα7SⅡの感度耐性はほとんど差がないように見えますね 。

 

そもそもISO感度ってなによ?

フィルム時代のISO

デジタルカメラのISO感度は、フィルムカメラ時代のフィルム感度から由来しています。

 

カメラのフィルム感度は、一般的なフィルムだと、ISO50とISO100、それからISO200、手に入れやすい最高のものがISO400でした。

 

これは、ISOの値が大きいほどフィルム感度が良いわけで、ISOが倍違うとフィルム感度も倍になります。

 

しかし、一般的な傾向として、ISOの値が高いほど画像の粒子が粗くなります。

 

デジタル時代のISO

α9やα7SⅡのようなデジタルカメラでは、撮像素子が捉えた被写体の電気信号を増幅することでISOの値を上げています。

 

この場合、電気信号を増幅させたり減衰させたりするのは、電気回路で簡単にできるようになっています。

 

そのため、α9のISO51200などが実現するのでしょう。

 

だけど、デジタルカメラでISOの値を上げて撮影すると、電気的ノイズなどが多くなるため結果的に画像にノイズが出てきます。

 

一般的な話ですが、ISO100で昼間の撮影をするのなら、シャッター速度が125分の1秒で、曇りならF5.6からF8、もし晴れていればF11からF16が適正露出となります。

 

夜景など光量の少ない環境での撮影でも、ISO1600から6400位で手持ち撮影ができることが多いです。

 

 

最近のカメラならISO6400ぐらいまではキレイに撮れますよ。


 

今のデジタルカメラは手ブレ補正されるので、30分の1秒が手持ちの限界だと言われていた昔とは違って、もっと遅いシャッター速度でも撮影できなくありません。

 

α9のISO感度はどこまで上げられる?

α7SⅡとα9に話を戻します。

 

α7SⅡはイメージセンサーの解像度をあえて低くして(1220万画素)ノイズが発生しにくくなる仕組みにしているカメラです。

 

それに対してα9はイメージセンサーの性能がまったく異なります。

 

α9はイメージセンサーにギャップレスオンチップレンズ構造とシールガラス状のARコートを採用して集光率を大幅に向上しています。

 

 

a9

 

写真は flickr SONY α9 作品から引用しています

上の写真はISO感度6400で撮影しているようですね。
まったくノイズを感じさせない美しい写真となっています。

 

先ほど紹介した動画を見てもわかる通り、動画でもISO25600まで上げてもノイズは目立たず、作品として十分使用できます。

 

特殊な撮影(星空の撮影など)でもないかぎり、暗所での撮影はα9でも十分対応できると考えて差し支えないでしょう。

SONY フルサイズミラーレス一眼 α9 ボディ

イメージセンサーが刷新

光を捉える量が大幅に向上しています

ISO25600でもノイズを感じさせない