SONY α9でSONY無印の単焦点レンズは買うな!

ソニーα9にはシャッター速度5段分の5軸手ブレ補正が搭載されています。

 

また、α9に搭載された目玉機能としてメモリー内蔵フルサイズ積層型CMOSセンサーは、従来の倍以上の読み出しスピードが実現しています。

 

これによって秒間20コマの高速連写も可能となっています。

 

5軸手ブレ補正と相まって、望遠ズームレンズを使って手ブレのない高速連写撮影ができるようになっているのも特徴です。

 

 

中でも単焦点レンズで撮影した写真は非常に美しいです。


 

Eマウント単焦点レンズはSONYからかなりの種類が発売されていますが、α9用で50mmの単焦点レンズを購入するならSONY純正の無印単焦点レンズはやめておいたほうが良いです。

 

その理由とα9オススメの単焦点レンズを紹介しますね。

 

1本は持っておいて損はない標準撮影領域の単焦点レンズ

SEL50F18

35mmフルサイズの撮像素子を持つα9で標準レンズと言うと、焦点距離が50mmから55mm位になります。

 

この位の焦点距離のレンズだと画角が45度前後になるから、自然な画像が撮れます。

 

さて、α9にはFE 50mm F1.8 (SEL50F18F)というソニーEマウントの標準レンズがあります。

 

Ally
絞り:F2 シャッター速度:1/60秒 ISO640

写真は flickr FE 50mm F1.8 作品から引用しています

 

このレンズも決して悪いレンズではないのですが、どちらかというと個性に乏しくて特徴が見当たりにくいレンズです。

 

 

ニコンやキヤノンには撒き餌レンズとして50mmの単焦点レンズは必ず一本もつべきレンズと言われていますが、SONYのFE 50mm F1.8は値段が3万円程度するため撒き餌レンズとは言い難いです。

 

もしα9のような高機能ミラーレス一眼カメラに使う標準系単焦点レンズならFE 50mm F1.8よりも格段に優れた描写力のあるレンズがあります。

 

それは、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Zです。

 

画像の質を上げたいのならこちらの方が断然オススメです。

 

カールツァイス vs SONY純正 α9の単焦点レンズならどちらを買うべき?

SEL55F18Z

この2つの標準系の単焦点レンズの違いは、表面的には焦点距離が50mmと55mmとなっているところでしょう。

 

ただし、α9に装着した時の50mmの画角は47度で、55mmのそれは43度だからほとんど違いはないと言えます。

 

他の違いでは、FE 50mm F1.8 SEL50F18Fの重さが186gに対して、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Zは281gと少々重くなっています。

 

またレンズの全長もカールツァイスのほうがやや長くなります。

 

SEL50F18F

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

焦点距離 50mm 焦点距離 55mm
フィルター径 49mm フィルター径 49mm
レンズ構成 5群8枚 レンズ構成 5群7枚
開放絞り 1.8 開放絞り 1.8
最小絞り 22 最小絞り 22
絞り羽根 7枚 絞り羽根 9枚
手ブレ補正なし 手ブレ補正なし
長さ 59.5mm 長さ 70.5mm
質量 186g 質量 281g
丸型バヨネット式フード 花形バヨネット式フード

 

絞り羽根の枚数も違います。
SEL50F18Fが7枚でSonnar T* FE 55mm F1.8が9枚。
一般的に絞り羽根の枚数が多いほどタマボケの輪がキレイになるので、Sonnar T* FE 55mm F1.8の方が玉ボケが美しいものになると言えます。

 

 

カールツアイスはボケもきれいです。


 

基本的なレンズの作りはSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Zの方が優れていることになります。

 

カールツァイスレンズとSONY純正レンズはそもそもどう違う?

言うまでもないかもしれませんが、カールツァイスはドイツの伝統あるレンズメーカーで、非常に丁寧に作られています。

 

JPEG撮って出しで比較すると、純正レンズよりもコントラストが強くボケも美しくなります。

 

ピント合焦部分はシャープでレンズ周辺の光量は若干落ちる傾向がありますが、そこが被写体をより強調させるという意見もあります。

 

中でもSonnar T*レンズは、各種収差を抑えるために非球面レンズを多用したレンズ構成になっています。

 

そして、T*コーティングという技術で逆光での撮影時に多いゴーストやフレアを押さえます。

 

Sony FE Carl Zeiss Sonnar T* 55mm F1.8 ZA @ A7R

絞り:F2.8 シャッター速度:1/125秒 ISO160

写真は flickr カールツァイス Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 作品から引用しています

 

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAも同様の技術で作られているので、ハイコントラストでシャープ、かつボケ味の良い画像が撮れます。

 

 

女性を撮るなら断然カールツアイスはイイですよ


 

AF合焦速度など、光学性能だけで考えるとSONY純正レンズに軍配が上がりますが、描写力で判断すると圧倒的カールツァイスが優れています。

 

また防塵防滴に対応しているので、悪天候時の屋外撮影でも余り気を使わなくても済みます。

 

この二本の単焦点レンズはどちらも手ブレ補正を搭載していません。

 

ただα9にはボディ側に手ブレ補正が搭載されているので大きな問題ではありません。

 

値段の高さがネックだが、その価値は十分にあるレンズ

Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAは値段がSEL55F18Zの倍ぐらいするので買うのに躊躇するかもしれません。

 

しかし単焦点レンズは一本買うと広角単焦点レンズ、望遠単焦点レンズといろいろ買いたくなります。

 

あまり同じ焦点距離の単焦点レンズを何本も買うことはありません。

 

それなら価格に妥協せず品質に重点をおいて購入したほうが後悔しません。

 

SONY無印の単焦点レンズが1万円程度なら良いのですが、中途半端に高いので、それならカールツアイスを選んだ方が満足度が高いですよ。

 

SONY 単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA

被写体を際立たせる美しい写真が撮れる

玉ボケもキレイ

周辺光量が若干落ちる